八日目の蝉

こちらもビデオパスにて。

 

 

小池栄子の演技力!この人こんなに演技が上手かったのか。最初は気持ち悪さしかなかったところから最後には出てくるだけでホッとする存在になっていた。素晴らしい小池栄子だった。

 

話の中で誰が悪いかと言えば永作博美の役が悪い。彼女の行為は色々差し引いたとしても申し訳ないけど庇いきれない。それなのに完璧に永作博美の味方になって見てしまう。それはもちろん、あの本当の母親役の設定に悪意しか見えないせいもあるけど、なにより永作博美が美しすぎるからだと思う。あと井上真央ちゃんは予想通り素敵だった。最後のシーンは涙を抑えきれなかった。

 

井上真央ちゃんて言うと、未だに私の世代はキッズウォーを引っ張り出したくなる。どちらにしても昔も今も可愛い。何色だよそれという感じの女子と思えない服着てるのに可愛い。

 

ウレロ好きとしては、劇団ひとりがでてくることによって、一瞬現実に引き戻された。しかしこの人も多芸だなぁ。

 

最後のエンドロール話見るまで角田光代さんの原作だと気づかずに見ていた。確かに本屋でうるさいほど宣伝していたな。角田光代さんの話は確か太陽と毒ぐもを読んだことがある。面白かった気がするな。